岡山県真庭市の太田市長が新型コロナワクチンを確保するよう県に要望しました。背景には若者の接種希望の増加がありました。
岡山県庁を訪れた真庭市の太田昇市長は、岡山県の小谷敦副知事に要望書を渡しました。市町村が必要とする量の新型コロナワクチンを確保し、公平に分配することなどを要望しています。
9月から10月にかけて県に配分されるワクチンは2021年5月、6月の約3分の1です。真庭市では予約を一時停止し対応していますが、デルタ株による感染拡大で、ワクチン接種を希望する若者が増えているということです。
(真庭市/太田昇 市長)
「(若者の接種希望は)本当にありがたいこと。ですから国が想定するよりも接種率は上がると思う。国に実態を十分理解してもらった上でもう1度(供給量を)考え直す必要があるのではないか」