2021年4月、ゴルフのアマチュアの世界大会で日本人初優勝を果たした岡山県総社市出身の梶谷翼選手が今後の意気込みを語りました。
(オーガスタ女子アマチュア選手権 優勝/梶谷翼 選手)
「まずプロテストに合格して、それから日本で実力をつけていって、将来的には海外で活躍できるプロゴルファーを目指す」
梶谷翼選手は総社市出身で、兵庫県の滝川第二高校3年生です。
7歳でゴルフを始め、小学生3年生と6年生のときに世界ジュニアゴルフ選手権で優勝するなど頭角を現していました。
そして2021年4月、世界中のアマチュアのトップレベルが集まる「オーガスタナショナル女子アマチュア選手権」で優勝。一躍、注目を集めました。
(梶谷翼 選手)
「オーガスタの時は楽しむと決めていたのでずっと楽しんで勝てた。誰よりも楽しんだ自信がある」
2021年6月と8月には海外メジャーの全米、全英女子オープンに出場。結果はどちらも予選落ちでしたが課題が見つかったといいます。
(梶谷翼 選手)
「パッティングが一番差が大きい。向こうの選手は5、6メートルのパーパット、バーディパット、ロングパットとかも入れてきて、安定して入ってくる。そのへんでスコアが大きな差になる」
梶谷選手はこれまでパターの練習をほとんどしてこなかったそうですが、現在は日本代表チームのメニューを中心に取り組んでいるということです。
Q.次の目標は?
(梶谷翼 選手)
「ロレックスランキング(世界ランク)1位を目指したい。優勝するのはすごい難しいと思うけど、そこを勝っていかないと1位にはなれないと思うので、勝てるような選手になれるようにがんばりたい」
梶谷選手は今後、日本でのツアーに参加し2021年11月のプロテストに臨みます。