新型コロナの新規感染者が減ってきていることを受けて、高松市では25日から感染症対策が認められた「認証店」に限って酒の提供ができるようになりました。
酒の提供を再開した店には早速お客さんが訪れていました。
高松市のライオン通り商店街にある「間宮商店2」は、8月に県の「かがわ安心飲食店認証」を受けました。
高松市にまん延防止等重点措置が適用されて以降店を閉めていましたが、酒の提供が可能となるのに合わせて9月25日に店を再開しました。
(客は―)
「もう待ちに待ってました」
(間宮商店2 店主/間宮邦之さん)
「短い時間の中でもゆっくり楽しんで飲んでおられる姿が、やっぱり私たち飲食店としては非常にうれしい」
香川県は高松市の飲食店に対して、9月30日までは午後8時までの時短営業と終日、お酒の提供をやめるよう要請しています。
ただし、感染者の減少を受けて25日からは認証を受けた店に限って、午後7時半まで酒の提供を可能とします。
(記者リポート)
「こちらのように30日まで休業している店が多く、依然、空いている店はまばらです」
(客は―)
「結構回られてる方いっぱいいますね。一生懸命探して数軒しかないっていう状態だったんで」
ライオン通り商店街では、まん延防止等重点措置が適用されている30日まで休業している店も多く、開いている数少ない認証店に人が集まっていました。
(間宮商店2 店主/間宮邦之さん)
「お店開けてあーよかったな。きょうお客さんいっぱい来た。さぁ今がチャンスだ。どんどん入れろ、どんどん入れろってなるはずなんで、それでは私はだめだと思う。ゆっくり楽しんでもらえる環境づくりが、ひいてはコロナ対策につながる」
一方、香川県は高松市の3つの認証店について、その効力を停止しました。
3つの認証店は午後8時以降も営業を続けていたとして香川県から「時短命令」を受けましたが、その後も従っていないということです。