香川県で鮮やかに色付いているものをご紹介します。三木町の「太古の森」では、メタセコイア約2700本がオレンジに色付いています。
(野口真菜リポート)
「オレンジ色の葉がふわふわと重なっていて幻想的です。メタセコイアは、ここ香川県三木町と深いゆかりがあるんです」
メタセコイアは今から80年前、三木町出身の植物学者・三木茂博士が化石を発見し、命名しました。
当時は絶滅したと考えられていましたが、三木博士の発見から4年後、中国の山奥で生き残っていたことがわかりました。
三木博士の業績を記念して三木町は公園にメタセコイアを植樹。かつて共に生きていたかもしれない恐竜のオブジェも展示しています。
深まる秋とともに色付く様子に恐竜もご満悦……? タイムスリップしたかのような景色に、時の流れを感じてみては。