岡山市の池田動物園で初めてヤマアラシの赤ちゃんが生まれました。お母さんのおっぱいを飲んですくすくと育っています。
お母さんにくっつく姿が愛らしい、インドタテガミヤマアラシの赤ちゃん。
11月24日、岡山市の池田動物園でお父さんの「アッシュ」とお母さんの「ハリー」の間に生まれました。
生まれた時は体長18センチ、体重400グラム。生まれて1週間後の12月1日には体長23センチ、体重600グラムまで大きくなりました。
生まれた時はやわらかかった針もだんだん硬くなってきています。
池田動物園でヤマアラシの赤ちゃんが生まれるのは初めてで、性別は分かっておらず、名前も決まっていません。
(ヤマアラシの飼育担当/鵜島基博さん)
「飼育係をしていて初めて見る赤ちゃんだったので、すごくすごくかわいくて。お母さんの後をよく追って歩いていまして、お母さんが食べているえさを少しかじかじっとしながら、すごくかわいい姿を見せてくれます」
この日はたまたま外に出てきていましたが、インドなど暖かい地域に生息するインドタテガミヤマアラシは寒さに弱いため、赤ちゃんはおりの奥にある部屋で過ごしています。
(ヤマアラシの飼育担当/鵜島基博さん)
「赤ちゃんってまだ毛が短くてすごくかわいらしい姿なので、すぐ大きくなってしまうと思うので、できたら小さいかわいい間の姿をちょっと見にくいかもしれないですけど、見ていただけたらなと思います」