感染拡大が懸念される中、香川県の浜田知事は高齢者施設の入所者らへの3回目のワクチン接種を1月中に完了させることを全ての市と町に要請しました。
香川県は、12月から医療従事者など、1月からは重症化やクラスターのリスクが高い高齢者施設の入所者らへの3回目のワクチン接種を進めています。
浜田知事は11日の会見で、高齢者施設の入所者らについては1月中に3回目の接種を完了させるよう県内すべての市町に要請したことを明らかにしました。
県の聞き取りでは13の市町が「ワクチン不足のため接種完了は来月以降になる」と回答したということですが、県が調整することで解決を目指します。
また香川県は、2022年3月までに約38万回分のワクチンが確保できるという見通しを示しました。
これによって、3月中には県内の高齢者と医療従事者ら合わせて34万人あまりの接種が可能になるとしています。