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香川県が政府に「まん延防止等重点措置」の適用を要請〈新型コロナ〉

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 香川県は新型コロナの感染者が急激に増えていることを受けて18日、政府に「まん延防止等重点措置」の適用を要請しました。

(香川県/浜田恵造 知事)
「本県をまん延防止等重点措置を実施すべき区域とするよう要請いたしましたのでご報告いたします」

 香川県では17日までの1週間で前の週の4倍以上となる505人の感染がわかり、病床使用率は23.5%となっています。

 今のところ「重症者」はいませんが、感染拡大のスピードが通常の医療体制にも大きな影響を与える恐れが出てきたなどとして、香川県は「まん延防止」を早い段階で適用することで感染拡大を抑えたいと政府に要請しました。

 適用する地域については、ポイントとなる地域を押さえて県全体の感染拡大を防ぎたいとしています。

 また、対象地域では飲食店への営業時間短縮や酒類の提供制限を要請する方針だということです。

 まん延防止の適用は、19日に政府の対策本部で他の地域と合わせて正式に決まるとみられます。

 こうした状況について街の人は――。

(60代)
「(新規感染120人は)いやぁ、すごいなと思って。びっくりしました。多いんだったらおとなしくしてようかなと思うじゃないですか」

(子育て中の母親)
「行動しにくいですね。(子どもを)やっぱりいろいろ連れて行きにくかったりとか、ちょっと気にしたりするんで」

(70代)
「(まん延防止の要請は)妥当なところだろうと思いますよね。やはり出歩きがひどいようだと抑えないといけないし」

(20代)
「飲食店の人たちとかイベント関係の人たちも影響を受けていると思うので、そちらとも話し合いながら慎重に検討した方がいいと思います」

 一方、これまで時短営業などの要請に応じてきた居酒屋は――。

(居酒屋「よって屋」/木村かこさん)
「周りの人とも言うけど数は増えるよねっていう話はしてたんで、まぁ予想通りかなみたいな印象はある。閉めるっていうことは収入が全くない状態になるから、もし『まん防』でも何でも協力してよって言うんだったら、もちろん協力はするんだけど、そこら辺の補償とか安心感がほしい」

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