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香川県の保健所 職員大幅増員も業務はひっ迫 深夜未明まで及ぶ職員も〈新型コロナ〉

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 感染者の急増を受け、香川県の保健所では1月に入って対応する職員を大幅に増やしていますが、業務はひっ迫しています。

(香川県中讃保健福祉事務所/安藤正純 所長)
「圧倒的な数の対応というのが非常に苦労している」

 丸亀市にある県の中讃保健福祉事務所です。取材した28日午前中は、感染者の行動歴の確認や健康観察などを行う職員がひっきりなしに電話対応に追われていました。

 こちらの事務所では感染状況が落ち着いていたときは保健師3人で対応していましたが、1月に入って同じ事務所内や県と市町から保健師20人と事務作業を行う職員約20人を増員しました。

(香川県中讃保健福祉事務所/安藤正純 所長)
「対応する職員が忙殺されております。(業務が)深夜未明まで及ぶ職員も出てくる日もある」

 聞き取りは保健師1人当たり1日で3人程度。仮に残業しても5人ほどが限界のため感染者の増加に追い付かず、これまでの感染の波では「最も厳しい状況」だということです。

(香川県中讃保健福祉事務所/安藤正純 所長)
「高齢者とか基礎疾患を有する方、医療ニーズの高い方への対応をある程度(優先)していかなければいけない」

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