子どもたちに四国の文化を理解してもらう取り組みです。四国遍路友の会が香川県内の小学校などにお遍路をテーマにした絵本を贈りました。
贈呈された絵本「さるとおへんろ」は、香川大学の学生2人が授業で制作したものです。
この絵本は、荷物を盗んだサルが遍路客と間違われて食べ物などを分けてもらう中で、四国の文化「お遍路」のありがたみを知るというお話です。
14日に贈呈式が行われ、四国遍路の文化を国内外に発信している四国遍路友の会が、「さるとおへんろ」の絵本を香川県教育委員会の工代教育長に手渡しました。
贈呈された絵本は約280冊で、県内の小学校や幼稚園などに贈られるそうです。
(絵本を制作/西崎莉央さん)
「より子どもたちにとって印象付けられるような絵になるように作るように頑張りました」
(絵本を制作/上田佳奈さん)
「お遍路がどういうものかっていうことを知ってもらってお遍路に行きたいなっていう気持ちを持っていただけるとうれしいなと思います」