岡山県へのまん延防止等重点措置が2週間延長されました。影響が長引く宿泊業や観光地では、次を見据えた動きもありました。
新たな客層に向けたアプローチをする岡山市のホテル
(ANAクラウンプラザホテル岡山/小野田恭子さん)
「キャンセルは増えています。正直またかという思いはありますが、しっかり感染防止対策を講じてお客さまをお迎えしていこうと思っています」
措置延長の影響はありますが、一方で、大学生と協力し新たな客層「学生」に向けた宿泊プランを先週から販売しています。
(ANAクラウンプラザホテル岡山/小野田恭子さん)
「5月のゴールデンウィーク終わりまで販売期間としています。春休みも旅行に行きたい友達と遊びたい学生に、ゴールデンウィークまで期間を延ばしてゆっくりと検討して楽しんでいただきたい」
休園中の岡山後楽園では――
(記者リポート)
「岡山の代表的な観光地、後楽園も来月6日まで臨時休園を続けます」
(岡山後楽園事務所/石井謙次 所長)
「こちらのピンクと白はだいぶ前から咲いてほぼ満開。覚悟してましたけど、この梅に象徴されるように、今見ていただきたい後楽園がお見せできないのは残念」
華やかに咲く梅の花。見頃は3月上旬まで。静かに訪れる人を待っています。岡山後楽園では、現在数カ所で大きな改修や整備を行っています。
「二色が岡」は桜や楓が咲いていた江戸時代の姿に戻すために伐採や橋の改修をなどを行っています。
(岡山後楽園事務所/石井謙次 所長)
「新型コロナに負けてばかりではいけないので、休園期間をいかに有効に使うか。江戸時代の姿を取り戻した後楽園、ぜひそういった姿を皆さんに見ていただきたい」