2012年、岡山操山高校の男子生徒が自殺した問題で、生徒の遺族が県教委の謝罪を受け入れました。
2012年7月、野球部のマネジャーだった2年生の男子生徒が自殺し、2021年3月、第三者調査委員会は野球部の監督の激しい叱責が自殺の大きな要因だったと結論付けました。
5日に行われた県教委と遺族の3回目の面談で、これまで説明が不十分だったとされる自殺の原因や、その後の対応の問題点について県教委が改めて説明し、謝罪しました。
男子生徒の父親は、「不適切な教師による指導で亡くなったということを、県教委がようやく理解してくれた」と話しています。
遺族は今後、再発防止策について協議を進めるとしています。
また県教委は、退職した関係者の謝罪については対応できないと、これまでと同じ回答をしました。