2021年に岡山県警が検挙した児童虐待の事案は、前の年より9件多い42件で、記録が残る2004年以降過去最多だったことが分かりました。
2021年の1年間に検挙した18歳未満の子どもへの虐待事件を岡山県警がまとめたものです。
内訳では、傷害事件が15件と最も多く、次いで暴行事件の9件、強制性交等と強制わいせつ事件がそれぞれ4件などとなっています。
検挙されたのは44人で、被害者との関係は実の父親が最も多く22人、実の母親が12人などとなっています。
警察が児童相談所へ通告した件数は1115件ありました。
過度な叱責など心理的な虐待が疑われる事案が691件、身体的な虐待が疑われる事案が262件などとなっています。