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岡山市の女児虐待事件を受け NPO法人が再発防止に向け要望書を提出

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 岡山市で女の子を虐待したとして母親と交際相手が逮捕された事件を受けて、東京のNPO法人が児童相談所に警察との連携強化を求める要望書を提出し、会見を開きました。

(NPO法人シンクキッズ/後藤啓二さん)
「誰が見ても救えるはずの子どもの命、真愛ちゃんの命を救えなかったということを重く受け止めて、再発防止策を直ちに講じてほしい」

 虐待防止に取り組む東京のNPO法人「シンクキッズ」が開いたオンライン会見です。

 岡山市で2021年9月、当時5歳の女の子を虐待したとして、母親とその交際相手が逮捕、送検されました。

 岡山市長などに郵送した要望書では、児童相談所が警察と十分な連携がとれていなかったため、女の子の安否を確認するなど必要な対応ができていなかったと指摘しています。

 そして、児童相談所と市町村、警察が虐待案件をすべて共有し、連携する仕組みを作るよう求めています。

 シンクキッズによりますと、2020年2月時点で児童相談所を設置する70の自治体のうち34の自治体で、全ての虐待事案を警察と共有しているということです。

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