宮城、福島で震度6強…岡山・香川でも備えを　南海トラフの揺れ・津波の想定は？

　16日は夜遅くに宮城や福島で震度6強を観測する地震がありました。ここで改めて、地震への備えについて考えます。

【地図で見る】南海トラフ地震発生時　津波の高さ（最大の予想）

　今後30年以内に70～80％の確率で起きるとされている南海トラフ地震では、香川県で最大震度7、岡山県では6強の揺れが想定されています。

　想定される津波の高さは香川県では高松市で3.8メートル、岡山県では備前市で2.9メートル、玉野市で2.8メートルなどとなっています。

　家具が倒れると下敷きになったり、避難経路がふさがれてしまったりする恐れがあります。しっかりと固定できているか確認することも大切です。

　岡山・香川でもいつ強い揺れが来るかは分かりません。東北地方の地震を他人事と思わず、避難場所や水・食料などの備えについても改めて確認をしてみてください。