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開校から約半年 香川・坂出市の日本語学校で初の対面授業 外国人の入国制限緩和で

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 政府の新型コロナの水際対策、外国人の入国制限が3月から緩和されました。2021年10月に開校した香川県坂出市の日本語学校にも、ようやく海外から学生たちがやってきました。

(フューチャーデザイン日本語学校/直井信也 校長)
「いやー、やっと来たというか、本当に。対面授業をしてやっと言葉を通しての触れ合いというのができる」

 坂出市室町の「フューチャーデザイン日本語学校」は、日本での就職や大学、専門学校への進学を目指す外国人のため、2021年10月に開校しました。

 1期生としてモンゴルとネパールの学生約30人が入学しましたが、コロナ禍のため来日できていませんでした。

(記者リポート)
「開校から半年間はこうしたカメラやパソコンを使ってオンラインのみの授業でしたが、きょうからは先生と学生の皆さんが顔を合わせての授業となります」

 モンゴルの学生20人は4月12日に来日し、自主隔離と入国前後の4回の検査での陰性確認を経て、18日に初めて対面授業を受けました。ネパールの11人はまだ自主隔離中のため、この日は坂出市内の寮からオンラインでの参加です。

(授業の様子)
学生「ファストフードにお金をつけています」
講師「惜しい、使っています」
学生「つかっています」

(モンゴルから来た学生は―)
「うれしいです。日本に来て、教室で勉強してうれしいです。分からないときすぐ聞けるし話しやすいかな、(オンラインの)テレビで見るより。(将来は)有名なシェフになりたいです。日本料理は大好きですから。すしとか刺身とか」

(フューチャーデザイン日本語学校 講師/澤井信明さん)
「全体が見えるので。学生一人一人の表情も確認しながらできるので。オンラインだとなかなか空気感をつかむのが難しくて。対面に勝るものはないのかなと感じてます」

 2期生の20人も4月下旬に来日予定で、5月、入学式が行われます。

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