全国の温泉地を紹介するウェブサイト「温泉総選挙」の2021年度のランキングで、東かがわ市の複合温泉施設「ベッセルおおちの湯」が「ファミリー部門」の1位に輝きました。1位は2年連続です。その魅力を取材しました。
(宮川周三リポート)
「目の前に見えるのは小豆島。そして、きれいな瀬戸内海です。この景色を見ながら入るお風呂、最高ですね!気持ちいい!」
東かがわ市の「絹島温泉ベッセルおおちの湯」は、露天風呂から瀬戸内海が一望できるのが特徴です。
日帰り入浴の料金は、中学生以上が650円。宿泊もできます。
(宮川周三リポート)
「お風呂がある建物のすぐ隣には、グランピングの施設があります。ここにテントを建てて、こちらでバーベキューをすることができます」
グランピングの施設は、2019年7月にオープンしました。コロナ禍でも若者を中心に人気を集め、2021年4月にはテントの数を増やしました。
「温泉総選挙」は、温泉地の活性化につなげようと行われている民間のプロジェクトで、国も後援しています。6年目となる2021年度は、9つの部門に全国132の温泉地がエントリーし、インターネットでの投票の結果が2月に発表されました。
ベッセルおおちの湯は、幅広い世代が楽しめる施設を対象とした「ファミリー部門」で、5万9039票のうち、最多となる8395票を獲得し、2年連続の1位に選ばれました。
(絹島温泉ベッセルおおちの湯/佐々木敏之 支配人)
「まさか2連覇とは思いませんでした。東かがわ市では高齢化が進みお年寄りの方が多いんですけど、お孫さんとか小さいお子さんとか若者が集まる施設にしたいと思っております」
施設の飲食店では、地元の海の幸を堪能できます。夏場にはマリンスポーツの「SUP」も楽しめるということです。