ニュース

高松市沖で旅客船が炎上・沈没した事故 中国運輸局が海運会社に安全確保に関する命令書

ADVERTISEMENT

ADVERTISEMENT


 2025年5月、高松市沖で旅客船が炎上し、沈没した事故の続報です。中国運輸局は26日、船を運航・管理していた海運会社に対して輸送の安全確保に関する命令書を出しました。

 5月16日午後5時半ごろ、高松市の男木島沖で瀬戸内国際芸術祭のツアー客ら25人が乗った旅客船が炎上して沈没しました。

 乗員・乗客は、近くにいた漁船に救助され、全員無事でした。

 中国運輸局は船を運航・管理していた倉敷市の「六口丸海運」に対し、海上運送法に基づき立ち入り検査を行いました。

 その結果、事故当時、輸送の安全が確保されていなかったことが確認できたとして、六口丸海運に対して26日付で輸送の安全確保に関する命令書を出しました。

 乗組員に対して海域の特性を学ぶ訓練などを受けさせることや、安全管理規程の遵守を社内で徹底することなどを命じています。

 六口丸海運の西原正博社長は「命令を受けたことに関してすべて速やかに対策をとっていきます」とコメントしています。

関連ニュース

全国ニュース(ANN NEWS)

新着ニュース