ニュース

小惑星を「Tokuda」と命名 香川大学教育学部の講師の名が小惑星に

 小惑星(48448)に香川大学教育学部・徳田一起講師の名を取った「Tokuda」という名称が付けられました。南米チリに設置された巨大なALMA 望遠鏡を用いたマゼラン雲や太陽系近傍の原始星の研究などが評価され、命名に至ったということです。

 小惑星(48448)は1990年11月21日に、北海道のアマチュア天文家2人によって発見されました。発見時には「1990 WR2」という仮符号が付けられ、その後、軌道が精密に決定されたことで48448番の小惑星として登録されました。
 この小惑星は火星と木星の間に広がる「小惑星帯」を公転しており、直径は約4.2キロメートルと推定されます。太陽の周囲を約4.05年で一周します。

 今回の命名は、NPO法人東亜天文学会(本部:神戸市)の山田義弘理事長(写真右)が、世界の天文学者で構成する国際組織「国際天文学連合(IAU)」(本部:フランス・パリ)に推薦し、2026年6月15日付で承認されました。
 推薦の背景には、徳田講師がALMA望遠鏡などを用いて、太陽系に比較的近い領域から天の川銀河の外にあるマゼラン雲まで、星が生まれる現場を観測し、星の誕生過程の解明につながる国際的な成果を重ねてきたことなどがあります。
 徳田講師は2025年4月に香川大学教育学部へ着任し、地学・天文学の授業や研究指導を通じて、将来の学校教育現場をはじめとする社会を担う学生の育成に携わっています。

 今回の命名を一つのきっかけとして、学生や研究者以外の人も最先端の天文学に触れる機会を増やし、香川大学を四国における天文教育・普及の拠点として発展させることを目指すとしています。

KSB 報道
執筆:KSB報道
岡山・香川エリアを中心に日々ニュースを取材、発信しています。
KSBニュースのX(旧Twitter)アカウント

関連ニュース

全国ニュース(ANN NEWS)

新着ニュース

ADVERTISEMENT