自然の中で体験し学びます。岡山市の少年自然の家で12日、「山の学校」が始まりました。
「山の学校」では、自然の中で野外活動などを通して心豊かで元気な子どもたちの育成を目指します。初日に入所したのは岡山市の加茂小学校と鯉山小学校の4年生、合わせて67人です。
山の学校は平常時は宿泊で行われていますが、現在は学校の判断で日帰りも選べるようになっていて、初日の2校も日帰りでのカリキュラムで活動しました。
(記者リポート)
「最初の時間は採火活動です。みんなで協力して火をおこします」
学校ごとに分かれ、児童たちが一つになって火をおこします。初めての児童も多く一生懸命です。やっと火がおこるとみんな大喜びです。
(児童は―)
「シュッコ、シュッコ、シュッコ、やるところが楽しかった」
「応援する人もちゃんと応援してて、それぞれがみんなを支え合って採火活動を一人一人出来ていたなと思います」
午後からは「ネイチャーワーク」です。グループに分かれ、山の中を看板と地図を頼りに約3キロのコースを進み「少年自然の家」まで戻ります。
(児童は―)
「みんなで地図を見ながら冒険するのが楽しい」
「いろんな木とかがあって、看板とかもあって、その木の名前とかも分かるから面白い」
(岡山市立少年自然の家/徳永充生 所長)
「自分の良さ、そして仲間の良さを発見できたり、さらに成長していく学びの場所が山の学校です」
2022年度は岡山市の小学校など84校が参加する予定です。