岡山県倉敷市の小学校が、児童の減少に伴い55年の歴史に幕を下しました。
倉敷市立霞丘小学校で行われた閉校式には在校生や地域の人ら約70人が参加しました。
霞丘小学校は1967年に開校し、ピーク時の1973年には660人が学んでいました。
しかし旧川崎製鉄の社宅が取り壊されたことや少子化などで児童数が減少し、現在は5人となっています。
24日は、この日のために作った歌などで学び舎に別れを告げました。
(児童)
「思い出は心の中でなくならない宝物です」
「ありがとう。霞丘小学校。さようなら」
オリジナルソング 「TABIDACHI ~霞丘の空へ~」
にぎやかな教室 笑い声と笑顔 勉強も給食も宝物
先生の励まし 友達のまなざし そばにいてくれて みんなありがとう
遊び慣れた校庭 楽しかった行事も 思い出はきっと全部忘れない
さよならって振り向く坂の上の空に 遠く響き渡るよみんなの声が