高松藩松平家の初代藩主・松平頼重が生まれて2022年で400年です。松平家にまつわる資料を紹介する展示会が高松市で開かれています。
松平頼重が「讃岐の名産品『なまこ』を贈ったので将軍に見せてほしい」と幕臣に伝えた手紙など、高松市歴史資料館では松平家にまつわる資料、約70点を展示しています。
2代藩主の頼常が飢饉（ききん）で苦しむ人々のために小屋を造りおかゆを食べさせたことが記されている編年史も展示されています。地震や台風の被害にあう度に高松藩は蔵を開けて人々に米を配ったといわれています。
他にも、高松藩の屋敷があった江戸の地図や最後の藩主・頼聰の甲冑（かっちゅう）なども展示されています。
この展示会「IMMORTAL 高松松平家の遺勲とまつり」は6月26日まで高松市歴史資料館で開かれています。
