JRや岡山県などが企画する大型観光キャンペーンが7月から始まるのを前に、倉敷市の美観地区では川を掃除して観光客を迎える準備を整えました。
倉敷美観地区の中心を流れる倉敷川を掃除したのは、市の観光課や観光コンベンションビューローの職員など15人です。職員らは底にたまった藻や泥を流したり、石垣の雑草を抜いたりして川をきれいにしていました。
掃除は年に4回ほどしているそうですが、今回は特に力が入ります。
(倉敷観光コンベンションビューロー 観光事業推進課/前岡修允 課長)
「DCももちろんありますし、インバウンドの規制緩和ですとか(観光地にとって)明るいニュースが出てきていますので、たくさん来ていただけるんじゃないかな」
美観地区などの観光地は新型コロナの影響で打撃を受けてきましたが、6月に入り、外国人観光客の受け入れが再開。7月から9月にかけては、JRと岡山県などが行う大型観光キャンペーン「岡山デスティネーションキャンペーン」も始まるため、観光客増加に期待を寄せています。
(倉敷観光コンベンションビューロー 観光事業推進課/前岡修允 課長)
「景観というのがやはり美観地区のポイントだと思いますので、きれいな川を見ていただいて観光していただきたい」