岡山県で「自殺」の対策について話し合う協議会が開かれました。岡山県では2021年、自殺した人が前の年より増えました。
オンラインで開かれた自殺対策連絡協議会には、岡山県や医師会などの担当者が出席しました。
岡山県の自殺者は2011年以降減少傾向でしたが、2021年は318人と前の年より51人増えました。
特に50代女性が増えていて、県は「新型コロナ禍によるさまざまなしわ寄せが及んでいることが懸念される」と指摘しています。
また自殺の原因では「不詳」が129人と最も多く、周りに相談できない「孤立」が背景にあると考えられるということです。
生きるのがつらいと感じたときは、電話相談窓口や、厚生労働省のホームページなどで紹介されているSNSやチャットで相談することができます。