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感染者急拡大の中で迎えた夏休み 宿泊施設はキャンセル増も瀬戸芸の夏会期に期待 香川〈新型コロナ〉

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 新型コロナウイルスが急拡大する中で迎えた夏休み。
 この1週間で、新規感染者が1000人を超える日が4日も続いた香川県の宿泊施設の一部では、キャンセルが発生するなど旅行需要の回復には至っていないようです。

(記者リポート)
「夏休みが始まってまもなく1週間。子どもたちはどのように過ごしているのでしょうか」

(小学2年生は―)
「テニスをしたりしている」
(保護者はー)
「なるべく密は避けて外に行くようにしています。暑いんですけど」

(小学3年生は―)
「できるだけマスクを付けて。運動するときはマスクを外して。(Q.家で何してるの?)本とか読んだり」
(保護者はー)
「プールもどうしようかなって迷っています。やっぱりマスクを外して遊ぶので。(Q.遠出は?)今のところはないです。いろいろと感染も不安なので」

 香川県内で感染者の過去最多の更新が続いたこともあり、夏休みは自宅や家の近くで過ごすという声が多く聞かれました。

 高松市中心部にあるホテル「WeBase高松」は客室が233部屋あり、ビジネス客から旅行客まで幅広い利用者がいますが、新型コロナの急拡大の影響が出ています。

(WeBase高松/渡邉幸雄 総支配人)
「7月は前年のプラス50%で推移していますが、8月は前年の約6割程度になっています」

 四国では23日からインターハイが始まり、WeBase高松でも県外からまとまった予約が入っていましたが、新型コロナの急拡大を受けて応援するメンバーに関しては遠征を控えるチームが増え、インターハイ関連で、毎日150人程度いた予約が半分キャンセルになっているとのことです。

 しかし、8月5日に開幕する瀬戸内国際芸術祭の夏会期に期待しています。

(WeBase高松/渡邉幸雄 総支配人)
「瀬戸芸を目的にいらっしゃる方の予約も増えておりますし、島しょ部とか港の盛り上がりを街中に引き込むようなイベントを作りたいと考えています」

 高松市の商店街などでは、独自のアートの祭典やスタンプラリーで、中心市街地を盛り上げたいとしてます。

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