岡山県を中心にスーパーを展開する天満屋ストアは、弁当の製造販売などを行う岡山市の「三好野本店」を子会社化しました。
天満屋ストアは29日、三好野本店の株式を保有する「おかやま活性化ファンド」から7億500万円で全株式を取得しました。「おかやま活性化ファンド」は地元金融機関などの出資によるもので、「三好野本店」は2013年から支援を受けていました。
2019年6月期は営業黒字でしたが、新型コロナの影響で駅弁の売り上げが落ち込むなどして2020年・2021年と2期連続での営業赤字となっています。
天満屋ストアは、三好野本店の駅弁でのブランド力や冷凍技術を生かしながら事業の拡大をはかるとともに、コスト削減にも努めたいとしています。