物価高騰で困っている市民を支援しようと、岡山県総社市はプレミアム付き商品券の販売を始めました。
総社市は「そうじゃ物価対策応援券」の発売に合わせてセレモニーを行いました。物価高騰で困っている消費者を支援しようというものです。
500円券が17枚つづりで、8500円分を5000円で販売します。プレミアム率は70%で総社市民であれば年齢に関係なく、1人2冊まで購入できます。
市役所の販売所では市民が列をつくりました。家族全員の分をまとめて購入する人もみられました。
(買いに来た市民は―)
「今、物価も上がっているのでこれでだいぶ助かると思います」
「(Q.食費なんかも高いですか?)高いですね!使用期間に娘の誕生日が含まれているのでいいプレゼントを」
総社市によりますと、応援券はスーパーなどの小売店や美容室、飲食店、ガソリンスタンドなど約490店で使うことができます。
市では、消費を喚起することにより、物価高騰やコロナ禍で経営が苦しい事業者の支援にもつなげたいとしています。
(交通事業者は―)
「タクシーの利用はもちろん、旅行の支払いに使えたりとか、弊社としても準備していきたいと思います」
発行総額は約11億9000万円の予定です。市はプレミアム分にあたる約4億9000万円と、印刷代や人件費など3400万円を、国の臨時交付金でまかなう予定としています。
応援券は総社市役所や市の出張所などで2023年1月末まで販売されます。