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最新鋭の設備を導入した「学校給食センター」完成 NASA発案の衛生管理手法に対応 岡山・玉野市

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 岡山県玉野市に最新式の学校給食センターが完成し、お披露目されました。

 23日に開所式が行われた「玉野市立学校給食センター」。これまでの2つの共同調理場の老朽化に伴い、玉野市が民間企業の資金やノウハウを活用するPFI方式で新設したものです。

 運営は、総合サービス企業シダックスグループの企業が代表企業の玉野学校給食サービスが行います。市内の小・中学校21校に1日約3800食を供給します。

 「玉野市立学校給食センター」では、NASA・アメリカ航空宇宙局が宇宙食の安全性を確保するために発案した衛生管理手法「HACCP(ハサップ)」に対応した最新設備が導入されています。

 洗浄後の食器類をコンテナ内で消毒保管しそのまま配送が可能な「天吊式消毒装置」、床を乾いた状態に保つ「ドライシステム」も導入されています。そして「アレルギー食調理室」も設置されています。

 検品、食材保管から下処理、調理、盛り付けまで一括作業ができます。

(玉野市/柴田義朗 市長)
「安全安心な給食、そしておいしい給食、これが基本になると思います。またアレルギー食にも対応している。ニーズをお持ちのお子さんにも適応できるような給食を提供できるように」

 「玉野市立学校給食センター」の、建設費などの開業準備費や15年間の運営費などを含めた事業費は約43億6000万円です。2学期が始まる9月1日から稼働します。

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