香川県で初めてとなる日本陸連公認のフルマラソン大会、「かがわマラソン2026」が15日、開かれました。1万人以上のランナーが「うどん県」ならではのおもてなしを受けながら香川の街を駆け抜けました。
初開催 約1万人が参加
(岡山県から参加)
「関門をすり抜けて走ることしかできないんですけど、ヤドンさんと一緒に、きょう頑張りたいと思う」
(兵庫県から参加)
「(格好は)ちょっと走りにくい。風を受けて倒れないように頑張る」
(東京都から参加)
「初めてのかがわマラソンなので、うどんの色を基調として半分ミャクミャクにしました。香川のうどんとともに盛り上げていくぞ!」
(篠原茉那リポート)
「かがわマラソンまもなくスタートします。すぐそばに広がる瀬戸内海の潮風を感じながらランナーたちスタートの瞬間を待っています」
午前10時、約1万人のランナーがあなぶきアリーナ香川をスタートしました。
香川県で初めての日本陸連公認フルマラソン大会、「かがわマラソン」。ランナーはあなぶきアリーナ香川から南西に進み、イオンモール綾川の手前で折り返すコースを走ります。
コース沿いにある栗林公園。普段は多くの車が行き交う国道に面していますが、この日はランナーで埋め尽くされました。
(沿道で応援する人は―)
「なかなか見られない光景で楽しいです」
「めっちゃ速いし、いろいろな人がいるなと。コスプレとか」
「応援する私たちもすごく気分が上がっています」
観客以外もランナーを応援
ランナーを応援するのは観客だけではありません。勇壮な獅子舞がランナーを鼓舞します。
(讃岐獅子舞保存会/加藤真一 会長)
「県外から来ているランナーの人にも、この獅子を見てもらって、最初の応援ポイントなので、残り40kmくらい頑張って走ってもらえたら」
彼らは「かがわ盛り上げ隊」です。沿道の9カ所で獅子舞やダンスなどのパフォーマンスを披露し、ランナーの背中を後押しします。
他にもランナーを支える人たちがいます。
「うどん」と「だし」で給食・給水
(うどん食べた人は―)
「あ~うまい!」
「おいしいです!」
「これ食べに来ましたんで、おいしいです!」
「うどんの力で走り切りたいと思います」
疲れた体を癒やす「うどん」。コースの2カ所に設けられたその名も「給う!どん所」。うどん県らしく、香川県内のうどん店などが協力して、振る舞います。
ツルツルのうどんを求めて、ランナーが次々とお椀を手に取り、うどんをかきこみました。
うどんだけでなく、うどんのだしも提供。13カ所の給水所のうち5カ所でだしを飲むことができます。
塩分補給によさそうですが、ランナーの反応は?
(だしを飲んだ人)
「おいしいです!(Q.だしと水どっちがおいしいですか?)だしです!」
折り返し地点に近い場所では、「初めて飲んだ」人もいる飲み物が。
(アスパラ茶を飲んだ男性)
「力が出ます。初めて飲みました」
それはお茶。作ったのは、香川県立農業経営高校の生徒です。
12日、作業を見せてもらいました。生徒が収穫しているのは香川県オリジナル品種のアスパラガス、「さぬきのめざめ」です。
そう、アスパラで作ったお茶なんです。収穫したアスパラの根元を、乾燥させて粉末にし、フライパンで煎って作りました。
高校生が心を込めて作ったアスパラ茶。ランナーに力を与える一杯になりました。
(農業経営高校の生徒は―)
「いろんな人に飲んでもらえてうれしいです」
「初めて飲む人が多くて、皆おいしいと言ってくれて飲んでくれるのですごくうれしいです」
伝統文化や食、さまざまな魅力が詰まったかがわマラソン。ランナーが安全に香川県を満喫できるよう、支える存在も。
香川県警はこれまでで最大規模の交通規制を行いました。15日は目立った渋滞はなかったということです。
約9割の人が制限時間内に完走
多くの人たちに支えられて運営した「かがわマラソン」。先頭でゴールしたのは京都府の古川大晃さんです。記念すべき初代王者となりました!
(かがわマラソン優勝/古川大晃さん)
「パワーのある応援をしてくださって心が震えました。エイド(給水・給食)を取れなかったのがすごく残念。パンフレットを見てエイドのすごさに圧倒されていたので、1個、2個くらいいただけたらと思ったんですけど」
その後も続々とランナーがゴールし、約9割の人が制限時間内に完走しました。
(小豆島から参加)
「最後入口のところで子ども2人を抱っこしてゴールした(お父さん)かっこよかった」
(高松市から参加)
「地元走るのとっても楽しくてテンションいっぱいあがった。(うどんを)かきこまないといけないからあわてたけど格別だった」
お父さんを見つけた子どもは―
(子ども)
「パパ~!」
(東京から参加)
「じゅんじゅん完走したよー!」
(子ども)
「お疲れー! かっこよかった!」
(2026年3月16日放送「News Park KSB」より)