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9月4日投開票の岡山・井原市長選 現職と新人の一騎打ち 争点は人口減少対策

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 9月4日投開票の「井原市長選挙」。人口減少対策が大きな争点となっています。

 立候補しているのは、届け出順に無所属現職で再選を目指す大舌勲さん(63)と無所属新人で元井原市議会議長の高田正弘さん(75)です。

(無・現/大舌勲 候補)
「次の50年にどういった井原を残すかが大切」

 現職の大舌勲さん(63)は、井原市の企画課長や教育次長などを経て2018年の市長選で初当選。自民党と公明党の推薦を受けて2回目の当選を目指しています。

 選挙戦では1期目で取り組んだ政策をさらに拡充させると訴えています。

(無・新/高田正弘 候補)
「これから頑張って井原市民の幸せと豊かな生活をしてもらいたい」

 高田正弘さん(75)は、1993年から20年間市議会議員を、このうち4年は議長を務めました。現在は、グループホームなどを経営しています。

 市長の報酬を50%カットするとともに経営の手腕を生かして財政改革に取り組むとしています。

 井原市では「人口減少」が大きな問題です。2022年7月末時点の人口は3万8374人。この10年で6000人近く減りました。反対に、65歳以上の人口は500人以上増えていて、少子高齢化も深刻です。

 高田さんは赤ちゃんが生まれた家庭に市内で使える300万円分のクーポンを支給するなど、子育て支援の充実を訴えています。これによって少子化に歯止めをかけたいとしています。

(無・新/高田正弘 候補)
「今の若い方々は給料が上がっていない。若い方々がもう一人子どもを増やそうという元気を出してもらいたい」

 大舌さんは「18歳までの医療費」や「保育料」の無償化など、1期目に取り組んだ子育て支援策に加えて、企業誘致が進んでいることをアピール。2期目は、障害者雇用にも力を入れるとしています。

(無・現/大舌勲 候補)
「企業誘致はこれから雇用が生まれる。今、種をまいたところなので、それを充実させて(人口の)社会増ができれば」

 井原市長選挙は9月4日投開票です。

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