11日、農作物の豊作を願って地域住民らがユニークな仮装と化粧で練り歩く祭りが高松市で開かれました。
高松市香川町の浅野地区で行われた「ひょうげ祭り」です。「ひょうげ」とは「おどける」や「ふざける」という意味の香川県の方言です。参加者はユニークな格好と派手な化粧で約2キロを練り歩きました。
この祭りは、水不足を解消しようと香川県にため池を作ったとされる江戸時代の讃岐高松藩士・矢延平六をたたえたもので、高松市の無形民俗文化財に指定されています。
(参加者は―)
「久しぶりや もう快感で」
「気分最高 お天気最高」
ひょうげ祭りが規模を縮小せずに行われるのは3年ぶりです。新型コロナの影響で2020年は中止、2021年は練り歩きがありませんでした。
(近くの住民は―)
「力もらえます」
(兵庫県からの見物客は―)
「伝統があっていいんじゃないですか」
Q.見に来たかいありましたか?
「ありましたね」