農作業や田植えの様子をユーモラスに演じて豊作を祈る「お田植祭」が26日、岡山県新見市で行われました。
新見市豊永赤馬の日咩坂鍾乳穴神社のお田植祭です。地元の氏子ら約20人が参加しました。
神社の境内でしめ縄を張って「神田」を作り、田を耕す様子や田植えの様子を再現しました。苗に見立てた杉の小枝を持ち帰って田畑に立てると、病気や害虫の被害を防ぎ豊作になると伝えられています。
(日咩坂鍾乳穴神社/神原一男 宮司) 「作物等は豊作であると信じています。あとは新型コロナウイルスの消滅、終わることを願うばかりです」
「お田植祭」は600年以上前から続く伝統行事で、新見市の重要無形民俗文化財に指定されています。