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岡山大学で進む小惑星「リュウグウ」の物質の解析 研究成果についての講演会

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 岡山大学の施設で小惑星探査機「はやぶさ2」が小惑星リュウグウから持ち帰った物質の解析が進んでいます。岡山市で10日、これまでの研究成果について講演会が行われました。

 講演会にはオンラインもあわせて約70人が参加しました。講師は岡山大学・惑星物質研究所の中村栄三名誉教授です。

 中村名誉教授らの研究グループは、2020年に地球に帰還した「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」から持ち帰った物質を解析し、生命に必要なタンパク質を構成する物質・アミノ酸を検出するなどしました。

 また、「はやぶさ2」がリュウグウに着陸する瞬間を撮影した動画も公開され、参加者は真剣な眼差しで聞いていました。

(参加した子どもは―)
「将来の夢が天文物理学者なので、それを目標にして(勉強を)頑張りたいです」

(岡山大学 惑星物質研究所/中村栄三 名誉教授)
「学問的には非常に難しいんで、『こういうことがわかったんだよ、それがあなた達にどういう関係があるかな』ぐらいのことを疑問に思うことにつながれば」

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