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京都大学岡山天文台「せいめい望遠鏡」で世界初観測の成果 浅口市

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 国立天文台などの研究チームは、岡山県浅口市にある京都大学岡山天文台の東アジア最大級の望遠鏡「せいめい望遠鏡」を使った観測の成果を発表しました。

 国立天文台などの研究チームは京都大学の「せいめい望遠鏡」などで2020年2月から4月まで観測を行いました。

 研究チームは、太陽型の若い恒星で起きたスーパーフレアと呼ばれる表面爆発に伴い、フィラメントと呼ばれるガスがかなりの規模で噴出しているのを世界で初めて観測しました。

 昔の太陽が地球の生命の生存環境にどう影響したのかを解明する糸口となる可能性があるということです。

 また、太陽型の恒星ではスーパーフレアが起きている最中に、光を波長別に分けて観測することに世界で初めて成功し、放出されるガスの速度や量を解明しました。

 今の太陽でスーパーフレアが発生した場合の地球への影響を予測し、減災対策に応用することが期待されるということです。

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