岡山大学などは小惑星探査機「はやぶさ2」が持ち帰った砂を解析し、研究の成果を発表しました。生命の起源解明につながる可能性のあるアミノ酸なども確認されました。
岡山大学やJAXA・宇宙航空研究開発機構などの研究グループは、「はやぶさ2」が小惑星リュウグウから回収した砂などに含まれる物質を総合的に解析しました。
砂からは水素や炭素、水などが見つかり、太陽系の形成・進化のメカニズムを解明していく上で重要な成果だということです。その他、アミノ酸23種類を含む有機物も確認されました。
アミノ酸は、生命に必要なたんぱく質を構成する物質で、今後、生命の起源解明に向け議論を進めていく上での貴重な発見となりそうです。