高校生と地元企業のマッチングを図ろうと高校3年生を対象にした「就職面談会」が17日、高松市で開かれました。
香川労働局や香川県が開いた「就職面談会」には香川県に本社や事業所を置く企業、40社のブースが並びました。参加した高校生はそれぞれ興味を持った企業のブースを回り、担当者に仕事内容や職場の雰囲気などを質問していました。
(参加した高校生は―)
「ようやく大人の世界に入れる気持ちで就職を探しています。楽しみでもあり、不安でもあります」
(奈良電機重工業/奈良俊介 社長)
「自動化とか設備に頼るところが多くなってくるので、もっともっと人が必要です」
香川労働局の調べでは、県内企業の新規高卒者向けの求人数は2022年7月末現在で3916人と、前年に比べて15%増加しました。しかし、県外に就職したり、早期に離職したりする数は高止まりが続いているということです。