20日のプロ野球ドラフト会議で巨人に1位で指名された高松商業の浅野翔吾選手。一夜明けてクラスメートから祝福されました。そして、巨人から指名のあいさつを受け、決意を新たにしました。
(巨人から1位指名/高松商 浅野翔吾 選手)
「1週間前くらいと同じで、実感がないというか、普通に戻ったっていうか。(Q.あまり変わる感じはしない?)はい。ファン感謝デーかなんかで入団発表みたいなのがあるって言われたんで、去年どんな感じだったんかなっていうのを見て、ちょっと勉強しておかないとやばいなって」
浅野選手は20日のドラフト会議で阪神と巨人から1位指名を受け、抽選の結果、「巨人」が交渉権を獲得しました。
高松市出身の浅野選手は、高校通算68ホーマーのスラッガーでこの夏の甲子園でも3本のホームランを放ちました。
20日は会見の後グラウンドでセレモニーが開かれました。
(高松商/浅野翔吾 選手)
「ドラフト1位で選ばれたのは、3年間一緒に戦ってくれた仲間がいたからこそだと思っています」
(父・幹司さん)
「念願の指名いただいておめでとう!」
(高松商/浅野翔吾 選手)
「小さいころからずっと野球見てもらって教えてもらったんで、絶対にプロの世界でも活躍して、お父さんだけじゃなく、お母さんにも恩返ししたい」
先生「きのう浅野翔吾くんの就職が内定しました」
同級生「翔吾おめでとう! 3年1組全員で応援してます」
(高松商/浅野翔吾 選手)
「これから厳しい世界に自分は飛び込んでいくんですけど、粘り強く、強い気持ちを持って、いつか、3年1組のみんなをバーベキューや食事会に誘えるくらい活躍して絶対に恩返しできるように頑張ります。応援よろしくお願いします」
そして、午後には巨人の大塚淳弘球団副代表や水野雄仁スカウト部長ら3人が指名のあいさつに訪れました。
(巨人/大塚淳弘 球団副代表)
「夏の甲子園を見てセンターバックスクリーンにホームラン打ってね。(原監督に)呼ばれまして、『方向転換しよう』と、『即戦力じゃなくて、将来性を買いたい』と。甲子園の大舞台であれだけの力を発揮できるのは、やっぱりなかなかいない、ジャイアンツでも。スター性があると感じた」
(巨人から1位指名/高松商 浅野翔吾 選手)
「一日でも早くジャイアンツの勝利に貢献できるように一生懸命頑張っていかないといけない。けがをしない体づくりをしっかりして年間140試合を戦い抜ける選手になりたいなと思います」