香川県の小豆島に冬の訪れを告げる「芋づるの塔」が2022年もお目見えしました。
サツマイモの栽培が盛んな土庄町伊喜末地区では、毎年、子どもたちも参加して収穫作業をします。収穫が終わると、地区全体から軽トラック30台分のイモのつるが集められ、三角形に組んだ丸太に巻き付けていきます。
「芋づるの塔」は、もともと、つるを自然乾燥させて牛の餌などにするために作られていました。牛を飼う農家が減り次第に見られなくなったため、冬の風物詩を引き継ごうと、地区の子ども会や地元住民が2010年から毎年作っています。
完成した高さ4.7mと3.7mの2本の塔には電飾が施され、2023年2月中旬まで夜間はイルミネーションとして楽しめます。