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太平洋戦争開戦の日にドキュメンタリー映画の上映会「感じないからこそ忘れないようにしていきたい」 高松市

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 太平洋戦争開戦の日である8日夜、高松市で戦争をテーマにしたドキュメンタリー映画の上映会がありました。

 戦争体験を語りつぐ活動を続けている高松市の市民団体が開きました。上映されたのはKSBが2021年に製作したドキュメンタリー映画「カウラは忘れない」です。太平洋戦争中、オーストラリアで起きた日本人捕虜の集団脱走事件をもとに、「同調圧力」や「その場の空気」に流されやすい国民性に警鐘を鳴らしています。

 映画の後にはトークイベントが行われ、監督の満田康弘さんがこの映画に込めた思いを語りました。

(『カウラは忘れない』/満田康弘 監督)
「カウラ事件のことを、いや、オーストラリアと戦争したことさえあまりにも知らない」

(映画を観た人は―)
「日本人捕虜の心境がすごく気になりましたね」
「戦争を感じる瞬間はあまりないので、感じないからこそ忘れないようにしていきたいな」

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