今シーズンに岡山県で発生した鳥インフルエンザについて一連の防疫措置が完了し、ニワトリなどの移動制限が10日の午前0時に解除されることになりました。
岡山県が開いた高病原性鳥インフルエンザの対策本部会議で確認されたものです。
岡山県では2022年10月と11月に倉敷市で合わせて3例の鳥インフルエンザが発生し、殺処分した鶏は約71万8000羽にのぼります。
2例目と3例目の移動制限区域は10日の午前0時に解除される予定で、これにより今シーズン岡山県で起きた鳥インフルエンザは終息する見通しです。ただ、鳥インフルエンザは、今シーズン全国で32件と過去最多のペースで増えていて、伊原木知事は引き続き警戒を呼び掛けました。
(岡山県/伊原木隆太 知事)
「今、鳥インフルエンザのシーズン真っ盛り、まだ安心できない。農場関係の皆さんには緊張感を持って過ごしていただきたい」