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平均で約200円値上がり…クリスマスケーキにも材料高騰の影響 岡山市

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 もうすぐやってくるクリスマス、欠かせないのが「クリスマスケーキ」ですが、材料費の高騰を受け、ここにも値上げの波が押し寄せています。

 岡山市北区一宮の「Patisserie Juna(パティスリー ジュナ)」。真庭市蒜山のジャージー牛乳や井原市美星町でとれた卵など、地元・岡山の食材を使ったケーキなどが並んでいます。

(在間隆真リポート)
「クリスマスまで1週間余り。こちらでは12月23日から25日までの3日間で300個近くのケーキが注文されているということです」

 2022年は2021年より1割ほどクリスマスケーキの注文が増えているということです。一方、2022年は13種類あるクリスマスケーキ全てを2021年より100円から200円値上げしました。

(Patisserie Juna/重名遼介 オーナー)
「材料が値上がりばかりで、輸入物が基本的に(値が)上がっていまして、外国から(材料が)入ってこないとか、工場がコロナで止まったりとかで」

 信用調査会社の「帝国データバンク」が全国の洋菓子店や百貨店などを対象に行った調査では、100社中79社が「今年クリスマスケーキを値上げした」と回答しました。平均で約200円上がっていて、小麦粉や牛乳、卵など原材料の多くが値上がりしていることが要因だということです。

 岡山市の「Patisserie Juna」ではコストを抑えるために一部の材料を輸入品から国産に変更したということです。

(Patisserie Juna/重名遼介 オーナー)
「国産のものを多めに使用することで『ここのものを使っている』っていうふうにアピールもできるので頑張っていきたい。値上げばかりなのでそういうふうに考えるしかない」

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