岡山県漁連(岡山・南区浦安南町)で17日、「ノリ」の入札会が行われました。全国から集まったノリの加工メーカーなどの担当者が、色や艶を見て出来栄えを確かめました。
岡山県漁連によりますと、2022年は海水が栄養を豊富に含み、ノリの品質は良いものの、海水温が高いことなどで生育が遅くなり、初回の入札会としては最も少ない約300万枚の出品となりました。1枚当たりの平均価格は14円63銭で、2021年を1円42銭上回りました。
コロナ禍以降、外食産業の需要が減るなど、価格の落ち込みが続いていましたが、「コロナとの共存」で徐々に景気回復すると見る業者が多いということです。
岡山県漁連・第一業務部の山本和弥次長は「地元の岡山においしいノリを作れる生産者がたくさんいらっしゃるので、おいしい岡山ノリを食べていただきたい」と話しています。