師走の空に応援の声が響きました。香川県三豊市の3つの小学校の児童らが、リレー形式でマラソンの世界記録に挑戦しました。
三豊市の上高瀬小学校は、2021年から、全校生徒と教職員が、42.195kmをバトンでつなぐ「マラソンリレー」に挑戦しています。
(記者リポート)
「このリレーマラソン、上高瀬小学校の近くの2校も参加して、インターネット中継されて、この時間、競い合っています」
このリレーマラソンには上高瀬小学校の他に、近くの下高瀬小学校と勝間小学校も参加していて、2021年から3校の対抗戦になりました。
それぞれの小学校のグラウンドをオンラインで結び、同時中継しながら、各校の様子を伺います。目指すは、男子のフルマラソンの世界記録2時間1分9秒の突破です。
全校生徒と職員合わせて約240人が参加しました。低学年から順番に1人50mから100mの距離を数回に分けて走ります。
走り始めて1時間と23分。残り100周・20kmになりました。
(参加した児童は―[6年生])
「上高瀬小学校を1位にしたいと思って走りました。走りには自信あります。(Q.中学校では部活なにするの?)柔道部」
スタートして2時間25分。アンカー・児童会長にバトンが渡りゴール! 上高瀬小学校の記録は2時間25分27秒。2022年も上高瀬小学校は2021年同じ2位でした。
(参加した児童は―[6年生])
「全校生で協力して走れる機会なので、協力できてよかったなと思います」
「2位で悔しかったけど、みんなとリレーができてうれしかった。後輩たちには次こそ1位を取ってほしいと思います」
寒さのせいか3校とも2021年より少し記録を落としましたが、順位は変わらず、応援の声はグラウンドいっぱいに広がりました。
記録
1位 下高瀬小 2時間21分42秒
2位 上高瀬小 2時間25分27秒
3位 勝間小 2時間29分49秒