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長期入院中の親子を支援 経験者の意見をもとに「病院で役立つグッズ」届ける 香川・丸亀市

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 香川県丸亀市のNPO法人が、入院する親子に病院で役に立つグッズを配ろうと、袋詰めの作業を行いました。

 小児がんや心臓病など、長期の入院が必要な子どもとその親を支援している丸亀市のNPO法人「未来ISSEY」が企画したものです。5日はスタッフらがグッズをかばんに詰めました。

 中に入れるものは、経験者の意見をもとに選びました。狭い病室で小物などをかける時に役に立つS字フックや、歯磨きなどが入ったお泊まりセット。そして、病院食を食べる子どもと一緒に親が食べるための軽食など、物だけでなく、子どもが入院した経験を持つ親の気持ちもぎゅっと詰まっています。

(未来ISSEY/吉田ゆかり 代表)
「実は私も当事者で、長期入院の子どもを経験したことがあるので。やはり闘病中っていうのは、子どもも付き添いをしている人たちも孤独になると思うんです。(この活動で)みんながいるよ、声をかけてねという思いが伝わったらうれしいです」

 「未来ISSEY」では2021年2月以降、400個以上の「かばん」をつくってきました。5日は新たに約100個つくり、香川県の病院に入院した子どもや親に届けられます。

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