今季最強の寒波で岡山県北部で大雪となるなど各地で影響が出ています。
(雪かきをしていた人は―)
Q.どのくらい雪かきしている?
「大体1時間半くらいやってます。もう埋まっていたので、完全に埋まっていて車の原型がなかった。停めて起きたらもうないみたいな」
24日から25日にかけて24時間に降った雪は真庭市で93cmを記録するなど、合わせて4地点で観測史上最も多くなりました。
(記者リポート)
「真庭市の津黒高原スキー場です、昨日まで地面が見えるほどだったということですが、一晩で1mほど積もりました」
大雪はスキー場にとって恵みの雪となったようです。津黒高原スキー場は雪が少なかったため、1月13日から休業。27日の営業再開に向けスタッフ総出で準備を行っていました。
(津黒高原スキー場/平田良子 支配人)
「あまりににも災害クラスの大雪になってしまって、作業がまだまだ追いついていない状況、再開は27日を予定していきたい、なと、路面にも積雪があるので気をつけてお越しいただきたい」
岡山地方気象台は24日夜、岡山県北部の10市町村に「顕著な大雪に関する気象情報」を出しました。岡山県内への発表は初めてです。
津山市では午前2時時点の積雪が46cmと観測史上最も深くなりました。
大雪を受けて岡山県の9市町村で全ての小中学校が休校になっています。
山陽新幹線が徐行運転するなど交通にも影響が出ています。
在来線では因美線と芸備線、姫新線、伯備線の一部区間で運休。山陽本線も一部区間で運転を見合わせていましたが、午後4時に運転を再開しました。
空の便は岡山空港を出発する東京と沖縄行きの合わせて2便が欠航しています。
高速道路では中国道の津山インターチェンジから東の区間と米子道の全ての区間が通行止めです。通行止めとなっていた山陽道と岡山道は午後4時半ごろに解除されました。