岡山県真庭市の特産である木材の魅力を知ってもらおうと、地元の建具・家具メーカーがスギを使ったプライベートサウナを開発しました。
真庭市下方の佐田建美が手がけた「六角サウナ 219万7800円」です。真庭市でとれたスギが使われていて、薪ストーブはサウナの本場・フィンランドから取り寄せました。
(在間隆真リポート)
「木のいい香りがサウナ室内全体に広がっています! たまりません!」
熱いサウナストーンに水をかけて水蒸気を発生させる「ロウリュ」も好きなだけ楽しむことができます。
六角形の構造は耐久性に優れているほか、長寿の象徴であるカメの甲羅のように縁起のいい形であることなどから、設計に取り入れたということです。
また、接着剤やねじなどを使わずに木を組み合わせる「組子」という木工技術で作られていて、幅広い環境に対応できます。
佐田建美はこれまでにも、真庭産の木を使ったスーパーカーなどユニークな商品を開発し、地元の特産である木材をPRしてきました。
真庭市でとれたスギは、香りや手触りがよく、丈夫であることから、サウナに適した素材だということです。
(佐田建美/佐田時信 社長)
「真庭市は非常に森林の多いところです。地元の木材を全国に向けて、製品として、我々の使命としては発信していきたいと思っています」