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少子化対策予算を倍増 香川県新年度当初予算案「池田カラー」打ち出す

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 香川県が新年度の当初予算案を発表しました。池田知事の就任後、初めてとなる当初予算編成。「少子化対策」や「にぎわいづくり」など池田カラーを打ち出しました。

 香川県の新年度の一般会計当初予算案は総額約4883億円です。2022年度の当初予算より70億円減りましたが、過去20年で2番目の規模です。

 「人生100年時代のフロンティア県」実現に向けた17の重点施策を進めるため、新たに118の事業を行う一方、成果の出ていないものなど151の事業を廃止します。

(香川県/池田豊人 知事)
「香川の新たな発展に向けた第一歩となる予算と考えています」

 新年度、力を入れる施策のひとつ「少子化対策の局面打開」には総額約18億円を計上し、2022年度から倍増させました。

 市や町の子ども医療費支給への補助を小学校就学前から小学3年生まで拡充。待機児童を受け入れるための保育士の経費を一部負担するなど、保育の充実も図ります。

 「観光誘客・にぎわいづくり」には約4億円を計上しました。「島旅」を打ち出した新たなキャンペーンや、2025年の「大阪・関西万博」に向けたプロモーションなどを盛り込んでいます。

 新年度当初予算案は、2月17日に開会する2月定例県議会に提案されます。

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