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香川大が開発「藻場造成構造物」の一部を移設する試験 新たな藻場を増やす試み

 香川大学は瀬戸内海で魚が産卵・生育できる「藻場」の育成に取り組んでいて、5月26日から27日にかけて、人工的に造成した藻場を別の場所に移設する試験を初めて行いました。

 香川大学が開発した藻場造成構造物(マリンマッシュ)は、マッシュルームのような形をした「基質」を脱着できるようになっています。

 10年以上前に高松市庵治町の鎌野漁港沖に沈めたマリンマッシュから、海藻などが付着した基質を6個取り出し、屋島西町の浦生漁港沖に2026年2月に沈めたばかりのマリンマッシュに移動させました。

 これにより、すでに茂っている藻場から海藻などを切り取ることなく、別の場所に移植することができ、新たな藻場が早く作られることが期待されます。

 庵治町の藻場からは、繁茂するガラモやワカメなどの海藻や、藻場に産み付けられたアオリイカの卵などが確認されていて、こうした海中林や産卵場を複数の海域に作ることで、豊かで持続可能な瀬戸内海を創生することを目指すとしています。

KSB 報道
執筆:KSB報道
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