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香川県 公立高校の空調費を保護者負担→公費負担にする方針 電気料金の高騰を受けて

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 電気代が高騰する中、香川県は、保護者が負担しいてる公立高校の空調にかかる費用を新年度から公費で負担する方針であることがわかりました。

 香川県の公立高校では、空調費や生徒会費といった授業以外にかかる費用を、それぞれの学校が年度初めに決めた定額料金で保護者が毎月、負担しています。

 しかし、電気料金の高騰を受け、県の29の公立高校の2022年度上半期の電気料金は、2021年度の同じ期と比べて平均で約1.7倍となっています。2022年度、定めた額で空調費を賄うのが難しく、保護者に追加で負担を求めた高校もあるということです。

 こうした中、保護者の負担を減らすために香川県教育委員会が、新年度以降の空調費を「公費負担」に切り替える方針を固め、県と調整を進めていることがわかりました。

 県教委によると、近隣の県でも空調費を公費負担とする動きがあるということです。

 新年度の当初予算案には公立高校の空調にかかる費用として、約1億7000万円が盛り込まれる見通しです。

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