岡山県高梁市は9日、市職員の男(52)が、地権者から現金など約9万円を受け取った上、市が1億円余りを支払うとする補償契約書などを偽造したとして、加重収賄や有印公文書偽造などの罪で7月3日付で在宅起訴されたと発表しました。
高梁市によりますと、職員は市内に建物を所有する地権者から、「市道からの雨水が流入し損害を受けた」などとして、補償を求める要望を繰り返し受けていました。
市と起訴状によると、職員は土木部に所属していた2023年9月から2025年6月までの間に、現金と商品券あわせて約9万円を受け取ったうえで、市が実際には補償金を支払う旨の決定をしていないにもかかわらず、1億200万円を支払うとする市長名義の補償契約書などを偽造したとして7月3日付けで起訴されたということです。
市は起訴を受けて8日、職員を起訴休職処分としました。職員は「弁護士と相談する」として認否を明らかにしていないということです。
また、職員に現金を渡したとされる男は総社市の無職の男(79)で、贈賄と職務強要の罪で在宅起訴されました。