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岡山・津山市の城下町にミニシアター「城東津山シネマ」完成! 町並み保存地区の整備の一環で

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 江戸時代の町並みを残す、岡山県津山市の城東地区。この地区を新たな観光拠点にしようと、宿泊施設などの整備が進められています。そんな中、地元をPRするミニシアターが完成しました。

 国の重要伝統的建造物群保存地区に選ばれている津山市の城東町並み保存地区。この地区に2月に完成したのが「城東津山シネマ」です。

 収容人数は20人ほどで、津山市を中心に地元を舞台にした映画などを上映する予定です。

(記者リポート)
「今回完成したこちらのミニシアター、実はもともとは空手道場だったんです」

 空手道場を改修したこの施設。ミニシアターの奥には道場が残っていて、空手など武道の体験もできるようになる予定です。

 このミニシアターをつくったのは、津山市のまちづくり団体、「津山街デザイン創造研究所」です。

 この団体は2021年、「津山国際環境映画祭」を開催するなど、映画などを通したまちおこしを進めています。この映画祭では、津山市出身の俳優オダギリジョーさんの監督作品を上映するなどしました。

(津山街デザイン創造研究所/山本昇 所長)
「倉敷が美観地区として全国に轟いていますが、津山を美しい都『美都』と、これから津山を『美都地区』として国内外にアピールしていきたい」

 「津山街デザイン創造研究所」は現在、国の補助を受けて城東町並み保存地区の整備を進めていて、「城東津山シネマ」もその一環で誕生しました。

 この春には、この地区に6つの宿泊施設がオープンする予定で、「城東津山シネマ」もこれに合わせて、一般向けの上映を始めるということです。

(津山街デザイン創造研究所/山本昇 所長)
「そこ(新たな宿泊施設)に泊まる方々に長期滞在していただこうと。さらに、地元の方々にも(ミニシアターを)楽しんでいただく。津山から情報を国内外に発信していきたい」

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